2泊3日の小旅行に行って参りました。今年に入ってから行った国内旅行の中で一番心に残りました。やっぱり2泊くらいしないとゆっくりできませんね。それと個人的に、日本海のうら寂しい感じが好きなんだと再確認しました。
特に良かったのは、伊根の舟屋(海にせり出した家の1階部分がガレージならぬ、船の発着場所になっている!この地方の伝統的な家屋)、偶然料金を半額にまけてもらって泊まった丹後半島の平海水浴場のキャンプ、余部灯台、鳥取に来ると必ず寄る三朝温泉、早朝に訪れた鳥取砂丘。のんびりしたところに来ると、心が洗われる。丹後半島は久しぶりだったけど、本当に良かったなあ。
車ほどではないにしろ、バイクに乗ることで貴重な石油資源を費やし、空気を汚し、温暖化を促進していることを、我々バイク乗りは忘れてはならないと思う。
以前北海道のライダーハウスで「ガソリンを燃やしてバイクを走らせることに罪悪感を感じる」というと「そういう意見は初めて聞いた」と言われた。やはり僕のように考える人は少ないのだろうか?しかし以前潮岬のキャンプで会ったおじさんは少しでも環境にインパクトの少ないようにということで、大きなバイクを降りて50ccのエイプ(!)に乗っていた。「車に上手く抜かされないと危ないんだよ〜」とか言いながら。
やはり僕も彼と同じ考えだ。一番いいのは自転車に乗ることだ。それか電車旅行。しかし自転車では行動範囲があまりにも狭まりすぎるし、電車では駅とその近くしか移動できない上、お金もかかりすぎる。自分の旅行したい気持ちとの間に、どこかで線を引かなくてはならない。
カブ90なら、ある程度行動範囲も取れるし、燃費も今のセローの半分だ。通勤にも使いやすいし駐輪場所も取らない。消耗品も安いし、これからもずっと生産されていくであろうからパーツがなくなる心配もない。高速道路に乗れないのとパワーがないのは不便だが、その2点さえ我慢すれば良いバイクなのではないだろうか?そんなことを旅行中少し考えたりした。
[過去の日記]